安城市の図書館が全国1位というニュースを見て、「ふーん、すごいね」で終わった人も多いかもしれません。でも、これは数字の話だけじゃなくて、実際に図書館を使う側にとっても関係してくることがあります。
地域情報メディア『おいでん安城』のひろあきです。鍼灸整体院を営みながら、安城のあちこちを歩いて記事を書いています。わたしが気になるのは、まず「そこへ行きやすいか」です。今回のニュースもその視点から読みました。
この記事では、何が1位になったのか、なぜそうなったのか、そして市民にとって今何が使えるのかを、順番に書いていきます。
「貸出冊数1位」は何を表しているのか
今回の1位は、人口15万人以上20万人未満の自治体49市の中でのランキングです。安城市の個人への貸出冊数は184万4千冊、市民一人あたりに換算すると9.8冊になります。
貸出冊数では2年連続、一人あたりの貸出冊数(貸出密度)は3年連続の1位です。単発の結果ではなく、続いているというのが重要なところ。
2017年の移転が転換点になった理由
以前は全国3位以下が定位置だったそうです。それが駅前のアンフォーレへ移転した翌年から、常に上位を争うようになりました。
わたし自身も感じますが、「行こうかな」と思う場所かどうかは、行きやすさで大きく変わります。駐車場があって、ついでに寄れる場所なら動きやすい。駅前という立地は、その条件をうまく満たしたんだと思います。
ひろあき駅前に移ってから、気づいたら寄ってた、という使い方が増えたんじゃないかな
図書情報館はどこにある施設か
安城市図書情報館は、JR安城駅から歩いてすぐのアンフォーレの2階から4階に入っています。住所は御幸本町504番地1で、電話番号は0566-76-6111です。
アンフォーレは本館と商業施設棟がペデストリアンデッキでつながっています。南館には「暮らしの学校安城アンフォーレ校」という講座・カルチャースクール系の施設も入っており、習い事のついでに図書館へ寄る流れが作りやすい場所です。
本館1階のエントランスや屋外の「願いごと広場」では、小さなお店の出店やバザー、親子イベントなどが不定期で開かれています。行ってみたら何かやっていた、という場所でもあります。最新のイベント情報はアンフォーレの公式サイトで確認できます。
図書館を使うために必要なこと
本を借りるには利用者カードが必要です。まだ持っていない方は、図書館の窓口で作れます。市内だけでなく、日本国内に住んでいれば市外の方も申し込めます。
- 利用者カードの申込
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日本国内に住んでいれば、市外の方でもカードを作れます。窓口では運転免許証・個人番号カード・学生証など、住所・氏名・生年月日が確認できるものを持参してください。
- 開館時間・休館日
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時間や休館日は変更になることがあります。事前に公式サイトか電話で確認しておくと安心です。
電子書籍サービスが使えることを知っていますか
安城市には電子図書館のサービスもあります。市内在住者で図書情報館の利用者カードを持っていれば、スマートフォンやタブレットから電子書籍を借りることができます。
絵本から学習用参考書まで約5,000タイトルが対象で、同時に3点まで借りられます。貸出期間は2週間です。電子書籍なので返却もその場で完了します。
利用にはIDとパスワードが必要です。電話番号と生年月日があれば、図書館の公式サイトにある「マイページ」から設定できます。窓口へ行かなくても手続きが進むので、動きやすい方法です。
子どもの「不読率を下げる」という新しい目標
2026年度から始まった第5次子ども読書活動推進計画では、「不読率を下げる」ことを目標に掲げています。不読率とは、1か月に1冊も本を読まない子どもの割合のことです。
以前の計画は数値目標が中心でしたが、今回からは実質的な変化を重視する方向に変わりました。電子書籍の利用環境を整えることも、この計画の一部として進められます。
学校からでも使える電子書籍の環境整備
市内の小中学校の児童生徒が、学校のタブレットや自分のスマートフォンから図書館の電子書籍を使いやすくする環境が整備される予定です。
これが進むと、図書館へ足を運ばなくても本に触れる機会が増えます。子どもを持つ家庭にとっては、読書のハードルが少し下がることにつながります。
今の利用状況を一度確認しておきたい点
図書館のカードを持っているかどうか、もし持っていても長く使っていないなら、一度状況を確認しておくと安心です。有効期限の有無も含め、公式サイトのマイページか窓口で確認できます。
- 利用者カードの有無と状況の確認(マイページまたは窓口)
- 電子図書館のIDとパスワードが設定済みかどうか(市内在住者のみ)
- 子どもが学校のタブレットで使えるかどうかを学校へ確認
- 公式サイトで最新の開館情報・サービス案内を確認
貸出実績の推移を数字で見ると
直近数年の安城市の貸出冊数の流れを見ると、毎年安定して高い水準を維持していることが分かります。
| 年度 | 貸出冊数 | 貸出密度(1人あたり) | 同規模自治体内順位 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 約186万冊台 | 10.5冊 | 2位 |
| 2022年度 | 約190万冊台 | 10.0冊 | 2位 |
| 2023年度 | 186万9千冊 | 9.9冊 | 1位 |
| 2024年度 | 184万4千冊 | 9.8冊 | 1位 |
2021年・2022年は三鷹市が1位、安城市は2位でした。2023年度から2年連続で安城市が1位に返り咲いています。公式集計の詳細は日本図書館協会の統計と安城市図書情報館の公式発表を参照してください。
図書館のサービスを使ってみる最初の一歩
まずは安城市図書情報館の公式サイトを開いてみてください。マイページから利用者カードの状況や電子図書館のID設定ができます。アンフォーレへ寄るタイミングがあれば、窓口で直接聞いてみるのがいちばん早いです。
わたしも電子図書館のIDを設定していなかったので、先日マイページから手続きしました。電話番号と生年月日を入れるだけで、思ったよりすんなり終わりました。
カードを作るのも、IDを設定するのも、難しいことではありません。次に安城駅前へ出るついでに、少しのぞいてみてください。
安城市図書情報館の公式サイトにアクセスして、マイページから利用者カードの状況を確認します。
市内在住者であれば、電話番号と生年月日があればマイページからIDとパスワードを設定できます。窓口へ行かなくても手続きが完了します。
電子書籍は同時に3点まで借りられます。2週間の貸出期間で、返却もその場で完了します。まず1冊、気になるタイトルを探してみてください。












