子どもを預ける先を探すとき、名前は聞いたことがあっても、どれが自分の家に合うのか分かりにくいものです。一時保育、ファミリー・サポート・センター、病児保育。似ているようで、成り立ちが違います。
地域情報メディア『おいでん安城』でエリアを担当しているひろあきです。安城市に住み、畑仕事のかたわら鍼灸整体の施術所で院長をしています。
この記事では、安城市の預け先を仕組みごとにまとめます。料金と申し込み先まで並べたうえで、最後に預けた時間の使い方にも触れますね。
安城市で子どもを預けられる仕組み
安城市には、預かる仕組みがいくつかあります。どれも目的と対象が違うので、まず全体を並べておきます。
| 仕組み | 安城市の公式案内に出ている内容 |
|---|---|
| 一時保育 | 市内の保育園やこども園で実施。対象はおおむね6か月~5歳児で、園により6週間からのところもあります。仕事や出産、病気のほか、育児の負担をやわらげたいときにも使えます。申し込みは保育課入園係(0566-71-2228)へ。 |
| あんじょうファミリー・サポート・センター | あんぱ~く内、電話0566-72-2315。0歳から小学6年生までが対象で、地域の会員どうしが助け合う有償ボランティアの仕組みです。会員登録が要ります。 |
| 病児・病後児保育 | 生後6か月~小学校3年生が対象。病気または回復期で集団保育が難しく、保護者が就労などで家庭での保育が難しいときに、連続7日間まで預かります。病児保育室「ぐんぐん」(安城市法連町6番地16、0566-76-3077)で実施。 |
この三つに、家に来てもらう支援と、休むための産後ケアが加わります。順に見ていきますね。
一時保育の対象年齢と利用できる日数
一時保育でまず見たいのが、預ける理由によって使える日数が変わる点です。同じ制度でも、理由の書き方で上限が違います。
- 仕事や就学のため
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1か月あたり14日以内。
- 病気や介護、冠婚葬祭
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緊急の理由として1か月あたり14日以内。
- 出産のため
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出産予定日2か月前の月の初日から、出産2か月後の月末まで。1か月あたり14日以内。
- 育児の負担をやわらげるため
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私的な理由として1か月あたり5日以内。
注目したいのは、いちばん下の枠です。理由が「育児の負担をやわらげたい」でも使えると公式に書かれています。休むために預けても構わない、ということです。
一時保育の料金と申し込みの流れ
料金は平日1日で、0・1・2歳児が2,000円、3・4・5歳児が750円と給食費です。生活保護を受けている世帯は0円と案内されています。
受け入れは平日と土曜午前で、日曜・祝日・12月29日~1月3日は休みです。土曜は受け入れられる範囲が限られるので、園への問い合わせが要ります。
市の申請フォームから先に登録しておくと、窓口が短く済みます。
保育課入園係(0566-71-2228)が窓口です。使う園と理由を決めて登録します。
園によって面接や打ち合わせがあり、申し込みを始められる時期も違います。
ファミリーサポートの料金と時間帯
あんじょうファミリー・サポート・センターは、あんぱ~く内にあります。電話は0566-72-2315で、0歳から小学6年生までが対象です。
利用料は月~金の午前7時~午後7時が1時間600円、その他の時間帯が700円。土曜・日曜・祝日と12月29日~1月3日は、同じ時間の区切りで700円と800円です。
使う前に会員登録が必要で、入会説明会か講習会に出る流れになります。急な依頼は引き受け手が見つかりにくいと案内されているので、早めの登録が効いてきます。
病児・病後児保育を使えるとき
子どもが熱を出すと、仕事の予定がその日から崩れます。安城市の病児・病後児保育は、生後6か月~小学校3年生を対象に、連続7日間を限度に預かる仕組みです。
実施しているのは病児保育室「ぐんぐん」で、安城市法連町6番地16、電話は0566-76-3077。料金はひとり日額2,000円と案内されています。
使うには年度ごとに1回の事前登録が要ります。保育課の窓口のほか、電子申請でも登録できます。元気なうちに登録を済ませておくと、当日あわてずに済みます。
産前産後支援事業で家に来てもらう
預けに行くのが難しい時期は、来てもらう方法もあります。産前産後支援事業は、出産予定日2か月前から出産後6か月までが対象です。
利用は40日が限度で、土曜・日曜・祝日と年末年始は除きます。時間は午前9時~午後5時のうち1日3時間以内、料金は1時間1,000円。非課税世帯などは免除されます。
申請は利用予定日の1か月前までに、こども課こども家庭係へ。支援員がひとりで子どもを見ることはできない仕組みなので、そこは押さえておきたいところです。
産後ケアで休める四つのプラン
産後1年未満なら、産後ケアという選択肢もあります。助産院や病院で、体調に合わせたケアを受けられる仕組みです。
- 宿泊プラン 1日2,500円(雑費は別)
- 日帰りプラン 1日1,500円(雑費は別)
- 短時間プラン 1回500円(雑費は別)
- 訪問プラン 1回1,000円(雑費は別)
宿泊と日帰りは合わせて原則7日間、短時間と訪問は各2回まで。申請は保健センター(0566-76-1133)で、妊娠中でも申し込めます。
子育て支援センターは預かりではない
ここを取り違えると、当日に困ります。子育て支援センターは、親子でつどって相談できる無料の場所で、子どもだけを預かる仕組みではありません。
あんぱ~く内のほか、二本木・あけぼの・さくら・和泉にあります。対象はおおむね3歳未満の子と保護者で、開設は午前9時~正午と午後1時~午後3時30分です。
とはいえ、預け先を決める前の相談先としては心強い場所です。あんぱ~く内の電話は0566-72-2317。どれを使えばよいか迷ったら、ここから聞くのも手です。
どの仕組みを使うか目的から考える
定期的に数時間ほしいなら一時保育、送り迎えや短い時間ならファミリー・サポート・センター、という分け方になります。体調を崩した日は病児・病後児保育です。
家から出るのがつらい時期は、産前産後支援事業や産後ケアの訪問プランがあります。出かけるか、来てもらうか。そこで大きく分かれます。
どの仕組みも、登録や申請に時間がかかります。使う日が決まっていなくても、先に登録だけ済ませておくと、いざという日に間に合います。
預けた時間をどう使うか迷ったら
やっと預けられた日に、たまった家事を片づけて終わってしまう。そういう話を、畑で野菜を渡すときによく聞きます。
ひろあき預けられた時間を、家事で全部使い切ってしまう日がある
家事は子どもがいてもできますが、ひとりで横になる時間はそうではありません。せっかくの数時間なら、自分のために取っておきたいところです。
ひとりで体を休められる場所の例
産後1年未満なら、産後ケアの短時間プランが1回500円で使えます。助産師に相談しながら休める時間で、預け先と組み合わせやすい長さです。
体を診てもらう場所を探す方もいます。わたし自身も市内で施術所をしているので、妊娠中、産後の疲労から預かってもらって来院する方も大勢みえます。
鍼灸整体院健康堂・安城本院は安城市御幸本町8-2 安城第23東海ビル1階、電話0566-93-1913。施術時間は午前9時30分~午後8時で、日曜が定休、祝日は営業しています。
JR安城駅南口から徒歩3分、駐車場はアンフォーレの向かい側に2台。予約制で、ウェブとLINEは24時間、当日は電話での連絡になります。詳しくは公式サイトを見てください。
最後にわたしから安城市の保護者へ
今日のうちにできるのは、気になった仕組みの電話番号を一つ書き留めることです。使う日が決まっていなくても、番号があるだけで動きが早くなります。
子育て中のみなさんは、休みなく家事、育児に一所懸命な毎日を過ごしていると思います。だからこそ、休む時間も予定に入れてほしいんです。
週末に10分だけ、安城市の子育てのページを開いてみてください。預けられる仕組みがいくつもあることが分かります。使うかどうかは、そのあとで決めれば十分です。みなさんが少しでも体を休められる日をつくれたら、わたしはうれしいです。今日は番号を一つだけ、書き写してみてくださいね。













