自転車用ヘルメットの補助制度は、対象者の年齢と、対象になるヘルメットの安全認証が両方そろっていないと申請できません。「買ってから確認したら対象外だった」というのが、いちばん多い失敗です。
地域情報メディア『おいでん安城』のエリア担当ライター、ひろあきです。安城市在住で、わたし自身も制度の内容を確認しながら記事にまとめました。この記事では、対象者の範囲・対象になるヘルメットの条件・申請の手順の順に整理しています。
制度の細かい条件は年度ごとに変わることがあるので、実際に申請する前は必ず公式サイトか市役所の窓口で確認してください。
安城市で補助を確認できる場所
安城市の補助制度の情報は、市公式サイトの「自転車乗車用ヘルメット購入費補助金について」というページにまとまっています。申請書の様式もここからダウンロードできます。
窓口は市役所本庁舎3階の市民安全課、市民安全係です。電話番号は0566-71-2219。受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分まで。郵送での申請もできます。
対象者の年齢で見ておきたいこと
令和8年度の対象は、安城市在住で「令和8年度末時点で満18歳以下」か「満65歳以上」の人です。「今現在の年齢」ではなく、令和9年3月31日時点の年齢で判断します。
迷いやすいのが、「年度内に19歳になる人は含まない」という点。
令和8年度の基準日は、18歳以下なら平成20年4月2日以降の生まれ、65歳以上なら昭和37年4月1日以前の生まれが目安になります。購入前にここを確認しておくと、あとで焦らずに済みます。
大人は対象外になるケースが多い
「家族みんな分をまとめて買いたい」という場合、30代・40代・50代の方は現行制度では対象外です。制度は子どもと高齢者が中心。
わたしも最初に制度を見たとき、働き盛りの世代が対象に入っていないことに少し驚きました。交通ルールの変化でヘルメット着用が注目されているとはいえ、補助の対象は限定的です。
一方で「過去に同補助金をどこかの市町村で受け取ったことがある人」は対象外になります。他市から転入してきた方も、この点は先に確認しておくと安心です。
対象になるヘルメットの安全認証
補助の対象になるのは、安全認証を受けた新品のヘルメットだけです。認証マークの種類は以下の通りです。
- SGマーク
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一般財団法人製品安全協会が認証したマーク
- JCFマーク
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日本自転車競技連盟が認証したマーク
- CEマーク(EN1078規格のみ)
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欧州委員会が認証したマーク。EN1078規格に限ります
- GSマーク
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ドイツ製品安全法が定める安全基準に適合したマーク
- CPSCマーク
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米国消費者製品安全委員会が認証したマーク
リサイクルショップや個人売買で手に入れたものは、新品扱いにならないため対象外。中古品も同様です。
安全認証で見落としやすいこと
CEマークは「EN1078規格に限る」という条件が付きます。自転車用以外のヘルメットにもCEマークは付いていることがあるので、規格番号まで確認するのが確実です。
安全認証を確認できる書類(取扱説明書・商品タグ・保証書など)は、購入時に必ず手元に残しておくこと。後から用意しようとすると、見つからないことがあります。
もし書類が商品に付属していない場合は、申請時にヘルメット本体を持参するか、購入店舗に安全認証の証明をもらう必要があります。
購入してから申請する流れ
安城市の制度は、先にヘルメットを購入してから申請する「購入後申請」の形です。購入前に申請する必要はありません。
店舗・インターネットいずれも可。購入店の指定はありません。
申請書・領収証・安全認証書類・交付請求書の4点が必要です。
窓口(平日8時30分~17時15分)か郵送で提出します。
申請者名義の口座に振り込まれます。通帳の準備が必要です。
申請期限は購入した年度内です。令和8年度中に購入した場合、令和9年3月31日が期限(郵送の場合は必着)。年度をまたぐと申請できなくなるため、年明けに焦らないよう早めに動いておくのがいいと思います。
領収証に必要な記載内容
見落としやすいのが、領収証の記載要件。単に金額が書いてあるだけでは足りません。
- 申請者またはヘルメット着用者の氏名
- 購入日(ネット購入の場合は注文日)
- ヘルメットの購入単価が分かる金額
- 購入店舗名
- 品名またはヘルメットの品番
宛名のない領収証は対象外です。インターネットで購入する場合は、注文確定前に「必要事項が入った領収証を発行できるか」を確認しておく必要があります。
クーポンやポイント利用分は補助対象の金額から除かれます。複数まとめて買う場合は、ヘルメット1個ずつの単価が分かる明細書も一緒に出す必要があります。
家族分を申請するときの注意点
18歳以下の子どもの分は、保護者が申請者になります。申請書の様式も「保護者申請用」と「65歳以上申請用」の2種類に分かれています。
複数の子どもの分をまとめて申請することもできます。ただし補助金の振込先と申請者が異なる場合(たとえばお子さん名義の口座に振り込む場合)は委任状が別途必要です。
ひろあき家族分は申請書の様式が違うので、ダウンロード前に確認してくださいね
よくある勘違いと対象外になる例
「安城市に住んでいれば誰でも使える」と思い込んでいると、申請の段階で対象外と分かることがあります。特に気をつけたい点を整理しました。
- 19歳~64歳は現在の制度では対象外
- 他市町村で同補助金を受けた人は対象外
- 中古品・リサイクルショップ購入は対象外
- 安全認証なし、またはCEマーク規格違いは対象外
- 宛名なし領収証・領収証発行不可の店舗は対象外
わたしが最初に確認したとき、CEマークに規格の条件があることに気づかず少し手間取りました。CEマークがついていても「EN1078」以外の規格では対象にならないので、商品タグや取扱説明書を手元に残しておくのが確実です。
市の制度と県の制度の関係
安城市の補助は「愛知県と市が協調して行う制度」です。窓口はあくまで安城市役所の市民安全課。県に直接申請するものではありません。
ネットで情報を調べると、県のページと市のページが混在して見えることがあります。補助額の上限や対象者の条件は市によって異なることがあるので、必ず安城市の公式ページで確認するのが安心です。
購入前に一度だけ確認しておくこと
今日か週末にヘルメットを見に行くなら、購入前に「安城市公式サイトの補助金ページ」をスマホでブックマークしておくことをおすすめします。安全認証マークの一覧が載っているので、店頭でその場で照合できます。
申請書は市役所でもらうか、公式サイトからダウンロードできます。「ヘルメットを買ったあとに書類が足りなかった」は避けたいので、購入前に一度だけ書類の種類を確認しておくだけで動きやすくなる、と感じています。
小さな一歩ですが、今日それだけやっておくと購入後の手続きがずっとスムーズになります。この記事が、みなさんの申請の助けになったらうれしいです。












